オーディオの処分方法|5つの手段を費用と手間で比較
オーディオの処分方法は、自治体の粗大ごみ、自治体の小型家電回収、家電量販店や販売店の引き取り、不用品回収業者への依頼、買取店への売却の5つです。
オーディオ機器は家電リサイクル法の対象4品目に含まれず、多くが小型家電リサイクル法の対象品目にあたります。動作する機器は、費用をかけて捨てる前に金額がつくかを確かめてください。
処分方法5手段の一覧と比較
オーディオを手放す手段は5つあります。費用が発生しないのは、自治体の小型家電回収と買取店への売却の2つです。
自治体の粗大ごみは手数料がかかり、家電量販店の引き取りは購入や下取りが条件になる場合があります。不用品回収業者は手間が少ない一方で、費用がもっとも高くなりやすい方法です。
| 処分方法 | 費用の目安 | 手間 | 向いている機器 |
|---|---|---|---|
| 自治体の粗大ごみ | 数百円〜数千円の手数料 | 申込と搬出が必要 | 一定の大きさを超える機器 |
| 自治体の小型家電回収 | 無料または低額 | 回収ボックスまで運ぶ | 回収ボックスの投入口に入る機器 |
| 家電量販店・販売店の引き取り | 無料〜有料(店により異なる) | 店頭へ持ち込む | 買い替えと同時に手放す機器 |
| 不用品回収業者 | 数千円〜数万円 | 電話1本で完結する | 部屋ごとまとめて片づける場合 |
| 買取店への売却 | 費用なし(代金を受け取る) | 査定の立会いが必要 | 動作する機器・需要のある機器 |
費用は自治体と事業者によって異なります。金額は目安として示したもので、実際の手数料はお住まいの自治体の案内でご確認ください。
自治体ごとの申込手順と手数料はオーディオを粗大ごみに出す手順にまとめています。
それぞれの費用と手間
もっとも費用が少ないのは、自治体の小型家電回収と買取店への売却です。もっとも手間が少ないのは、不用品回収業者への依頼です。
粗大ごみは、申込、手数料券の購入、指定日の朝までの搬出という3つの作業が発生します。集合住宅では、指定場所まで自力で運ぶ必要があります。
小型家電回収は、公共施設などに置かれた回収ボックスまで運ぶ方法です。投入口の大きさに制限があり、大型のスピーカーやアンプは入りません。
不用品回収業者は運び出しまで任せられますが、料金体系は事業者ごとに異なります。無許可の事業者による高額請求の相談も報告されているため、許可の有無を確かめてください。
買取店への売却は、査定の日程を合わせる手間がかかります。その代わり費用は発生せず、代金を受け取れます。
自分で処分する場合の限界・危険
自分で解体して小さくする方法は、けがと感電のおそれがあるためおすすめできません。分解した部品は、素材ごとに分別する手間も増えます。
アンプの内部には電気を蓄えるコンデンサーがあり、電源を抜いた後も電荷が残る場合があります。基板に触れると感電するおそれがあります。
スピーカーのユニットには強い磁石が使われており、取り外す際に指を挟むおそれがあります。木製キャビネットを割ると、破片や釘でけがをする場合もあります。
真空管を割ると、細かいガラス片が飛び散ります。真空管は取り外したうえで、自治体の案内に従って出してください。
また、分解して出した部品は自治体の分別区分に当てはめにくく、受け入れを断られることがあります。原形のまま出す方が確実です。
リチウムイオン電池を内蔵する機器は、破損すると発火するおそれがあります。ポータブルアンプやDAPは、解体せず自治体の指定する方法で出してください。
売れる可能性がある機種の見分け方
通電して音が出る機器は、金額がつく可能性があります。動作しない機器でも、部品取りとしての需要があるものは査定の対象です。
判断の目安は、製造メーカー、発売時の価格帯、そして生産が終了しているかどうかの3点です。次の条件に当てはまる場合、捨てる前にご相談ください。
- 国内外の専業メーカーが作った単品コンポーネントである
- 量販店向けの廉価モデルではなく、単品売りの中級機以上として販売されていた
- 木製の重いキャビネットを持つスピーカーである
- 型番が背面や底面のラベルに残っている
- 元箱や取扱説明書、リモコンが手元にある
型番が読み取れれば、相場の目安をお伝えできます。型番の探し方はオーディオ査定前の準備で説明しています。
反対に、一体型のミニコンポ、量販店向けの廉価モデル、電池が液漏れしているポータブル機器は、金額がつきにくい傾向があります。
品目別の処分方法は、スピーカーの処分方法とアンプの処分方法、年式の古い機器は古いオーディオの処分方法、リサイクル制度の扱いはオーディオのリサイクルでご確認ください。
方法選びの判断基準
判断の順番は、売れるかどうかを先に確かめ、次に費用と手間を比べる形が合理的です。売れる機器を捨てると、手数料を払ったうえで代金も受け取れません。
次の3つの質問に答えると、方法が絞り込めます。
- 電源が入り、音が出ますか。出るなら買取店への売却を先に検討してください。
- 回収ボックスの投入口に入る大きさですか。入るなら自治体の小型家電回収が使えます。
- 一度にまとめて片づけますか。数が多い場合は、出張買取と粗大ごみを組み合わせる方法が有効です。
複数台をお持ちの場合、値段がつくものだけを買取に出し、残りを自治体の回収に出す形も選べます。当社では、値段がつかない機器を無理に引き取ることはありません。
買取に出す手順
買取は、申込、査定、ご承諾、入金の4工程で完了します。査定料・出張料・キャンセル料はいただきません。
- 申込:オーディオ買取の無料査定のお申し込み、お電話0120-655-301、LINEから、品目・型番・状態をお知らせください。
- 方法の決定:大型機は出張買取、手で持てる機器は宅配買取または店頭買取をお選びいただけます。
- 査定:実機を確認し、本体評価・動作状況・外装・付属品の4項目に分けて金額をお示しします。
- ご承諾と入金:金額にご納得いただいた場合のみ成約となり、現金または振込でお支払いします。
出張買取では、古物営業法第14条第1項により、お引き取りはお客様のご自宅またはご滞在先に限られます。喫茶店や駐車場など、第三者の場所での取引はお受けできません。
出張買取は特定商取引法の「訪問購入」に該当します。法定書面の交付日から8日間はクーリング・オフができ、その間は品物をお渡しにならない選択もできます。かかる費用は当社が負担します。
査定をご依頼いただいた品物以外について、その場で勧誘することはありません。特定商取引法が禁じる不招請勧誘と再勧誘は行わない方針です。
古物営業法15条1項に基づく本人確認を行います。書類でご提示いただくのは氏名・住所・生年月日で、職業は口頭でお伺いします。運転免許証やマイナンバーカードなどをご用意ください。
よくある質問
処分費用はいくらかかりますか?
方法によって変わり、無料から数万円まで幅があります。自治体の小型家電回収は無料または低額で、買取店への売却なら費用は発生しません。
自治体の粗大ごみは、大きさや重さの区分に応じた手数料がかかります。金額は自治体ごとに定められているため、お住まいの市区町村の案内でご確認ください。不用品回収業者は、車両の大きさや作業員の人数で料金が決まる場合が多く、事前見積りをお取りください。
家電量販店で引き取ってもらえますか?
店舗によって対応が異なります。買い替えを条件に引き取る店舗、小型家電の回収ボックスを設置している店舗、引き取りを行っていない店舗があります。
オーディオ機器は家電リサイクル法の対象4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)に含まれません。そのため、家電リサイクル券を使った引き取りの対象外です。ご利用の前に、店舗へ引き取りの可否と条件をお問い合わせください。
壊れていても引き取ってもらえますか?
引き取れる場合があります。動作しない機器でも、部品取りや修理再生の需要がある機種は買取の対象です。
金額がつきやすいのは、専業メーカーの単品コンポーネント、木製キャビネットのスピーカー、真空管アンプなどです。基板が焼損している場合や水没した場合は、金額がつかないこともあります。判断に迷うときは、型番と症状をお知らせください。詳しくは壊れたオーディオの処分方法をご覧ください。
値段がつく機器の見分け方はありますか?
3つの目安があります。専業メーカーの単品コンポーネントであること、中級機以上として販売されていたこと、型番のラベルが残っていることです。
このうち2つに当てはまるなら、査定にお出しになる価値があります。生産が終了して入手しにくくなった機種は、発売から30年以上経っていても金額がつく場合があります。反対に、一体型のミニコンポや量販店向けの廉価モデルは、金額がつきにくい傾向です。
一番安く処分できる方法はどれですか?
費用の面では、自治体の小型家電回収と買取店への売却です。前者は無料または低額で、後者は費用がかからず代金を受け取れます。
ただし小型家電回収は、回収ボックスの投入口に入る大きさに限られます。大型のスピーカーやアンプは対象外です。大型機で動作するものは買取店へ、動作しないものは自治体の粗大ごみへ出す形が現実的です。組み合わせ方はオーディオの断捨離の進め方で説明しています。