ネットワークオーディオの構成例|予算別の組み方3パターン
ネットワークオーディオの構成は、予算に応じて3パターンに分けられます。
既存のアンプとスピーカーに1台足す最小構成、DACを別体にする構成、そしてサーバーを加えて音源を手元に保管する構成です。
段階的に足していけるため、最初から全部そろえる必要はありません。
予算別の構成例3パターン
構成は3段階です。台数が増えるほど、入れ替えの自由度が上がります。
| 構成 | 追加する機器 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 最小構成 | ネットワークプレーヤー1台 | 既存のアンプとスピーカーを活かしたい方 |
| DAC別体構成 | ネットワークトランスポート+単体DAC | 単体DACをお持ちの方、後から入れ替えたい方 |
| サーバー追加構成 | 上記+NASまたはミュージックサーバー | CDのライブラリを手元に保管したい方 |
いずれの構成でも、ルーターは既存のものを使えます。操作用の端末も、お手持ちのスマートフォンで足ります。
段階的に進める場合は、最小構成から始めて、必要に応じてDACやサーバーを足す順序が無駄になりません。
最小構成で始める場合
最小構成は、既存のシステムにネットワークプレーヤーを1台足す形です。追加する配線は2本です。
必要な機器と配線は次のとおりです。
- ネットワークプレーヤー(DAC内蔵機)1台
- LANケーブル1本(ルーターからプレーヤーへ)
- 音声ケーブル1本(プレーヤーからアンプへ)
音源は、定額配信サービスから始めると初期の手間がかかりません。ファイルの取り込みや保存の作業が不要になります。
アンプとスピーカーをお持ちでない場合は、アンプを内蔵したネットワークオーディオレシーバーを選ぶと、機器の数を減らせます。この場合はスピーカーだけを用意します。
設置スペースは、プレーヤー1台分です。ラックの空き段を確認してください。
構成の詳細はネットワークオーディオ入門にまとめています。
DAC別体で組む場合
DACを別体にする構成は、ネットワーク部とDAC部を分けた形です。機器は2台になります。
必要な機器と配線は次のとおりです。
- ネットワークトランスポート1台(またはデジタル出力を持つプレーヤー)
- 単体DAC1台
- LANケーブル1本
- デジタルケーブル1本(同軸、光、USB、AES/EBUなど)
- 音声ケーブル1本(DACからアンプへ)
利点は、DACだけを後から入れ替えられる点です。DACは技術の更新が速く、対応する形式や周波数が世代ごとに変わります。
すでに単体DACをお持ちの場合は、トランスポートを足すだけでネットワーク再生を追加できます。DACの音をそのまま活かせます。
注意点は、機器が増えるぶん設置スペース、配線、電源コンセントが必要になることです。ラックの段数とコンセントの口数を先に確認してください。
構成の考え方はネットワークトランスポートとは、ネットワークプレーヤーとDACの違いで説明しています。
サーバーを加える場合
サーバーを加える構成は、音源を手元に保管する形です。配信サービスの契約に左右されず、同じ音源を聴き続けられます。
選択肢は2つあります。汎用のNASと、音楽用途に特化したミュージックサーバーです。
| 選択肢 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 汎用NAS | 写真や書類もまとめて保存できる | ファイル管理に慣れている方 |
| ミュージックサーバー | 音楽用途に絞られ、設定項目が少ない | 設定の手間を減らしたい方 |
CDのライブラリを取り込む場合、必要な容量は枚数で決まります。可逆圧縮のFLACなら、CD1枚あたり300MBから400MB程度です。
CD1,000枚なら300GBから400GB、3,000枚なら1TB前後が目安です。高い解像度の音源が中心なら、その3倍を見込んでください。
記憶装置は消耗品です。故障に備えて、別の装置へバックアップを取ってください。1台だけに保存していると、故障時に音源を失います。
詳しくはネットワークオーディオのNAS活用、ミュージックサーバーとはをご覧ください。
構成変更時の買い替え
構成を変えるときは、使わなくなった機器を早めに手放す方が、金額を確保しやすくなります。
ネットワーク機器は、対応する配信サービスやアプリの提供状況で評価が変わります。サービスが終了すると機能の一部が使えなくなり、相場が下がります。
一方、アンプとスピーカーは電子部品の陳腐化の影響を受けにくく、相場の変動が緩やかです。急いで手放す必要は小さくなります。
査定料・出張料・キャンセル料はいただきません。査定額にご納得いただけない場合は、そのままお返しします。
お引き取りの場所は、古物営業法第14条第1項によりお客様のご自宅またはご滞在先に限られます。
出張買取は特定商取引法の訪問購入にあたり、法定書面の交付日から8日間はクーリング・オフができます。
その期間中は品物をお渡しにならない選択も可能で、ご依頼のない品物を勧めることはありません。
古物営業法15条1項に基づく本人確認を行います。書類でご提示いただくのは氏名・住所・生年月日で、職業は口頭でお伺いします。買取の基準はネットワークオーディオ買取をご覧ください。
よくある質問
最小構成はいくらくらいですか?
追加するのはネットワークプレーヤー1台と、ケーブル2本です。既存のアンプとスピーカーをそのまま使えます。
プレーヤーの価格帯は幅が広く、入門機から上位機まで選択肢があります。まずは対応する配信サービスと、操作アプリの使い勝手で候補を絞ってください。ケーブルは、LANケーブル1本と音声ケーブル1本で足ります。
あとから機器を追加できますか?
追加できます。最小構成から始めて、単体DACやNASを後から足す進め方が一般的です。
DACを内蔵するプレーヤーでも、デジタル出力があれば単体DACへつなげます。まず手持ちの機器で試し、そのうえで専用機を検討する順序が無駄になりません。サーバーの追加も、ルーターにLANケーブルでつなぐだけで完了します。
既存のアンプは使い回せますか?
使い回せます。ネットワークプレーヤーはアンプの入力へつなぐ機器で、アンプ側に特別な機能は求められません。
確認するのは、アンプに空いている入力端子があるかどうかです。RCA端子またはXLR端子が1系統空いていれば接続できます。プリメインアンプ、セパレート構成のプリアンプ、AVアンプのいずれでも使えます。