オーディオ買取時のデータ消去と個人情報の取扱い

ミュージックサーバーやNAS(ネットワークに接続して音源を保存する記憶装置)を売る際は、内蔵ドライブのデータ消去手順と証明の有無が要点です。全国41店舗の査定スタッフが対応します。

買取時のデータの扱いの結論

内蔵ドライブを持つ機器は、当社が受け入れ後にデータ消去を行います。ただし、売却前にお客様ご自身で消去いただくことを推奨します。

方針は次のとおりです。

  • 当社での消去:ミュージックサーバー、オーディオNAS、内蔵ストレージを持つネットワークプレーヤーについて、査定完了後にドライブの初期化またはデータ消去を行います。
  • 消去の記録:消去を実施した日時と対象機器を記録し、ご希望があれば作業証明書を発行します(無償)。
  • お客様による事前消去の推奨:当社の受け入れから消去までの間、データは当社の管理下に置かれます。ご不安がある場合は、発送・引渡しの前にご自身で消去してください。
  • 買取代金への影響:データ消去の有無は査定額に影響しません。消去済みの状態でも減額しません。
  • データの復元・救出:当社ではデータの復元や取り出しは行いません。必要なファイルは、消去の前にバックアップをお取りください。

音源ファイル、リッピングした楽曲、購入した配信音源はお客様の財産です。当社が内容を閲覧・複製・利用することはありません。

NAS・サーバーの消去手順

オーディオNASやミュージックサーバーは、機器のメニューから初期化するだけでは、データが復元可能な状態で残る場合があります。可能であれば上書き消去を行ってください。

  1. バックアップを取る:必要なファイルを外付けドライブや別のNASへコピーします。リッピングしたライブラリは、再取得に時間がかかるため優先してください。
  2. 共有設定・ユーザーアカウントを削除する:本体の管理画面から、登録したユーザーと共有フォルダを削除します。
  3. ボリュームを削除して再作成する:管理画面のストレージ設定から、ボリュームまたはRAIDグループを削除します。これによりファイルシステムの情報が失われます。
  4. 上書き消去(可能な機種のみ):機器によっては「セキュア消去」「完全消去」といったメニューが用意されています。実行すると数時間〜十数時間かかりますが、復元が困難な状態になります。
  5. 工場出荷時設定に戻す:最後に本体設定をリセットし、ネットワーク設定やアカウント情報を消去します。

HDDを取り外して手元に残す方法も選べます。その場合、ドライブなしの状態での査定となり、内蔵HDDの分だけ評価が下がります。ドライブの型番と容量をお知らせいただければ、差額の目安をお伝えします。

売却前に自分で行う初期化

内蔵ストレージを持たない機器でも、設定情報や再生履歴が残ります。売却前に工場出荷時設定へ戻してください。

機器消去すべき情報操作
ネットワークプレーヤーネットワーク設定、NASの共有情報、ストリーミングのログイン情報本体メニューから「工場出荷時設定に戻す」を実行
ストリーマー・トランスポートWi-Fi設定、Roon等の連携情報同上。アプリ側でも機器の登録を解除
DAP内蔵メモリの楽曲、microSDカード、Wi-Fi設定、アカウント内蔵メモリをフォーマットし、カードを取り出す
AVアンプ・ネットワークレシーバーネットワーク設定、ラジオのプリセットリセット操作(機種により電源ボタン長押し等)
ミュージックサーバー楽曲ファイル、ライブラリ情報、アカウント前項の手順でボリューム削除まで実施

操作方法は機種により異なります。取扱説明書が手元にない場合、メーカーのサポートページで型番を検索すると手順が公開されていることが多くあります。ご不明な場合は、査定時に査定スタッフへお申し付けください。

アカウント連携の解除

ストリーミングサービスやRoonなどの連携は、機器側の初期化だけでは解除されない場合があります。サービス側でも登録を解除してください。

  • ストリーミングサービス:配信サービスのアカウント設定から、機器の登録・認証を解除します。機器を初期化しても、サービス側に登録が残ることがあります。
  • Roon:Roon Coreの設定画面から、対象のエンドポイントまたはCoreの認証を解除します。ライセンスが機器に紐づいている場合は、解除しないと次のCoreで使えなくなります。
  • メーカーのクラウドサービス:メーカー独自のアカウントに機器を登録している場合、マイページから登録解除を行ってください。
  • モバイルアプリ:スマートフォンの操作アプリから、機器の登録を削除します。
  • ネットワーク共有:NASや共有フォルダに設定したアクセス権限を削除します。

解除を忘れたまま売却されると、次の所有者が機器を使えない、または旧所有者のアカウント情報が残る、といった問題が生じます。当社では受け入れ時に登録の有無を確認し、解除が必要な場合はお客様にご連絡します。

個人情報の保管と廃棄

買取に際してお預かりする個人情報は、古物営業法に基づく帳簿の記録として、最終記載日から3年間保存します。それ以外の目的には利用しません。

  • 取得する情報:氏名、住所、職業、年齢(生年月日)、電話番号、振込先口座情報、本人確認書類の記載事項
  • 利用目的:査定、お取引、古物営業法16条・18条に基づく帳簿の記録、お問い合わせへの対応
  • 保存期間:帳簿の記載事項は最終記載日から3年間。それ以外の情報は、目的を達した後に削除します
  • 保管方法:施錠された保管庫または暗号化された電子データとして管理し、アクセスできる従業者を限定しています
  • 廃棄方法:保存期間を過ぎた記録は、復元できない方法(溶解処理またはデータの完全消去)で廃棄します
  • 第三者提供:法令に基づく場合を除き、第三者へ提供しません

マイナンバー(個人番号)は取得しません。誤ってお送りいただいた場合は、該当箇所を復元できない方法で削除します。詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。

よくある質問

サーバー内の音源データは消去されますか?

消去します。ミュージックサーバー、オーディオNAS、内蔵ストレージを持つネットワークプレーヤーについては、査定完了後にドライブの初期化またはデータ消去を実施します。実施した日時と対象機器は記録し、ご希望があれば作業証明書を無償で発行します。ただし、当社が受け入れてから消去するまでの間はデータが当社の管理下に置かれます。

ご不安がある場合は、発送・引渡しの前にご自身で消去してください。当社がデータの内容を閲覧・複製・利用することはありません。

自分で初期化してから送るべきですか?

推奨します。機器が当社に届いてから消去するまでの間、データは当社の管理下に置かれるためです。ご自身で消去される場合は、必要なファイルのバックアップを取ったうえで、共有設定とユーザーアカウントの削除、ボリュームの削除と再作成、可能であれば上書き消去(セキュア消去)まで行ってください。消去済みの状態でも査定額は下がりません。

HDDを取り外して手元に残す方法も選べますが、その場合は内蔵HDDの分だけ評価が下がります。

アカウント連携は解除が必要ですか?

必要です。機器を初期化しても、ストリーミングサービスやRoonなどのサービス側に機器の登録が残る場合があります。配信サービスのアカウント設定から機器の認証を解除し、Roonをご利用の場合はCoreまたはエンドポイントの認証を解除してください。メーカー独自のクラウドサービスに登録している場合も、マイページから登録を解除してください。

解除を忘れると、次の所有者が機器を使えないほか、旧所有者の情報が残ることになります。

消去証明はもらえますか?

ご希望があれば、データ消去の作業証明書を無償で発行します。証明書には、対象機器のメーカー・型番・製造番号、消去を実施した日時、消去の方法を記載します。お申込み時、または査定結果のご連絡時にお申し出ください。発行にかかる費用や日数の追加はありません。より高い水準の証明(第三者機関による消去証明など)が必要な場合は、対応可能な方法を個別にご相談します。